在ハイチ日本国大使 挨拶

2021/3/8

                          


 

当館のホームページを訪問頂き、ありがとうございます。
 
2021年、ハイチは選挙の年になると発表されました。ハイチ国民にとって、自らの政治的意思を表明し、政治的選択を行う機会です。私は、今回の選挙が透明性のある、自由で、開かれた、民主的な、そして、多くの若者や女性が参加する選挙になることを心より希望しています。
 
国連ハイチ司法支援ミッション(MINUJUSTH)が201910月で撤収して以降、1年半が経とうとしています。ハイチは、国連PKO部隊なしには治安は維持できないのではないかという悲観的な見方もありましたが、今のところ国家警察による治安維持が機能しているように見えます。
 
ハイチにおけるコロナウィルス感染者数は12536人、死亡者は250人(228日現在)となっています。ハイチの人口が日本のおよそ10分の11100万人であることからしても、感染者数は比較的落ち着いている状況と言えます。ただ、ワクチン接種については、COVAXを通じた国際支援が表明されてはいるものの、依然として接種実施のめどはまた立っていないのが現状です。
 
2月20日、プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手が全豪オープンで2度目となる優勝を勝ち取りました。彼女の見事な勝利に、ハイチの多くのファンも大いに盛り上がり、勇気づけられました。
 
20198月、愛知県幸田町が、東京オリンピックの際にハイチ共和国のホストタウンとなることを引き受けてくださいました。幸田町は、今も私の両親と二人の姉の家族が住む私の故郷です。今夏、オリンピックの開催がコロナ禍の中でどのような形になるのかわかりませんが、ハイチのアスリート達が東京の晴れの舞台で躍動し、幸田町民の方々との交流が行われることを楽しみにしています。

 
令和3年3月
在ハイチ日本国大使 水野光明