2010年11月
1.Hôpital de la Communauté Haitienne(HCH) 1982年開設、診療所としてスタート、91年に31床の入院施設を設ける。現在は75床を有し、内科、外科、産婦人科、整形外科、小児科、眼科、耳鼻科、歯科を標榜、手術室4室、救急外来は24時間開いている。医師は50人が交代で週2~3回勤務していて、例えば耳鼻科が週二回とか曜日を決めて開いている。外来は午前8時から午後2時まで開いていて、時間外は内科医師1名と看護師、レントゲン技師が当直体制をとっている。
2.Docteur Eddy Jean-Baptiste 米国大使館の推奨するリストに名前のある内科、内分泌、糖尿病を標榜する医師、1月12日の地震で倒壊、廃業したCDTI病院の理事をしていました。 Clinique des Cèdres(午後) 大使館から3分の距離にある建物の2階にあるオフィス、検査治療はここでは出来ない。同じフロアーに内科医1名、外科医2名、整形外科医1名が秘書を共有して開業している。Dr.Jean-Baptisteによると、入院が必要な場合、Canape vert病院(レントゲン撮影可、検査は24時間、ただし救急は不可)もしくはClinique Lambert(電話:3706-8306,当直が居て救急受け入れ可能)に依頼している。Port-au-PrinceでCTが可能な病院を尋ねると、アメリカ大使館の隣Radio Lab(診断センター、画像診断とラボ)にCTが1台、Centre de Scanner Computarisé(電話:3757-5706) にCT,MRI各1台があるそうです。小児科医と眼科医の紹介を請うと、小児科Dr.Marguerite Mevs-Vorbe (電話:3666-0000)と眼科Dr.Pierre Pompeeを紹介して下さいました。コレラに関して質問すると、自分は車の中に、手袋、その他の処置セットと補液を積んでいる、と。必要な場合すぐに治療を行うそうです。
Clinique de Préventiion Médicale(午前中) 街中のクリニックでは、予約にてワクチン接種を行っています。ワクチンはIMEDASとAgence Reinboldから購入しています。
3.IMEDIS(Importation de Médicaments &DistributionS.A.) 社長のMichel LAMARRE氏にお会いしました。フランスのSanofi-Aventisの代理店をやっていて2002年大阪の微研に行ったことがあるそうです。ワクチンリストをもらいましたが、ほぼ必要なワクチンはそろっています。髄膜炎は2価A+C、黄熱病ワクチンもあります。4価髄膜炎は来年6月に許可の見込み。コレラワクチンは、いつでも輸入できる体制だが、申請したところ却下されたそうです。大使館より数をまとめて知らせてくれれば、 |
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