在留邦人各位
報道により既に周知の方もいらっしゃると存じますが,明日16日,及び18日,野党勢力「MOPOD」,「FOPARK」,「MONOP」,「TET ANSANM」,「PITIT DESALIN」によるデモが予定されています。 警察の情報では,野党側からのデモ参加人数の通知はありません。 当館見解では,直近のデモの規模が今年の中では比較的規模が大きかったこともあり,また,諮問委員会が提出した勧告案をもとに与野党間の政治合意を目指す動きを批判する強硬派野党勢力による扇動も予想されるため, 今回発表されたデモに関しても十分注意が必要です。 16日は,午後10時より,ポルトープランス市内ラ・サリーヌ地区付近のジャンボスコ教会跡から,ベルエアー地区(La saline, saint-matin, Boulvard Jean Jacques Dessalines 等が)を通過し,最終的には大統領府へ向かうものと思料されます。 18日は, ポルトープランス市内ラ・サリーヌ地区付近のジャンボスコ教会跡から,デルマストリートを抜け,ペチョンビル市内に入ることが予定されており,Metellus通り(カリビアンマーケット付近)を通過し, そこからペチョンビル市内を横切り(Rue Oge, Rue Gregoire, Rue Faubert等),パンアメリカンストリートへ抜け,最終的には大統領府へ向かうものと思料されます。午前10時にデモ隊の移動が始まるため, ペチョンビル市内で活動されている邦人各位は,特に正午前後数時間の間は外出を控えていただくことを推奨します。また,直近にポルトープランス市内で実施されたデモでは,警察とデモ隊の衝突も確認されているため, ペチョンビル市付近においても十分に注が必要です。 その他エリアにおいてもデモに触発された市民が暴徒化する危険性も考えられるため,十分ご注意下さい。 万が一,外出中にデモ等の不測の事態に遭遇した場合は,速やかにその場を離れホテル等の安全が確保出来る場所へ移動し,事態が収まるまで待機するとともに至急当館へご一報下さいますようお願いいたします。 また、前のメールでもお伝えしたとおり,一般治安におきましても,年末年始(11月から1月)はディアスポラ帰国の時期であり,例年治安が悪化する時期であるため注意が必要です。 最近(先週末も含む),デルマやペチョンビル等の首都圏においても一般市民を狙った銃撃事件が発生しています。特に銀行からの帰路は十分ご注意下さい。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
在ハイチ日本国大使館
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