お知らせ「ハイチ国内におけるチクングンジャ熱発生」
平成26年5月14日 ハイチ周辺各国でチクングンジャ熱が流行しており、ハイチ各地でも、チクングンジャ熱が流行しています。邦人にも、感染者と思われる兆候があります。 ウイルスチェック(採血検査)できるクリニックを紹介します。 >>ランベール病院(Clinique Lambert) このウイルスが発症したときの特徴は、消耗性疾患(debilitating illness)ですが、非致死性で、最も頻繁に見られる症状は発熱、関節痛、発疹、頭痛、全身倦怠、嘔気、嘔吐、筋肉痛、リンパ節腫脹です。 デング熱と類似していますが、発疹、関節痛が違いで一つの基準となります。 治療に関しては、症状により、安静、場合によっては輸液、イブプロフェン、ナプロフェン、アセトアミノフェン、パラセタモールなどの解熱鎮痛剤を用いて、熱と痛みの症状を緩和します。ただし、出血傾向を呈する場合もあるので、デング熱に準じて鎮痛解熱剤として出血傾向やアシドーシスを助長するサルチル酸系のものは避け、アセトアミノフェンを用いることが望ましいです。アセトフェンはパラセタモールとも呼ばれ、ハイチでも普及しているようです。抗炎症剤は作用せず、もし解熱鎮痛剤を処方する際は、その種類にご注意ください。
在ハイチ日本国大使館
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