令和元年度対ハイチ無償資金協力「食糧援助(KR)」 引渡式の実施

2021/4/29
                                                   

2021年4月29日、西県キャバレー市のラフィトー港において、令和元年度対ハイチ無償資金協力「食糧援助(KR)」で購入されたコメの引渡式が行われました。

2019年11月29日に署名された交換公文(E/N)で約束された4億円(約367万米ドル)に上る今回の支援によって、総量約6,100トンのコメ(そのうち50%は日本米、50%はアメリカ米)が購入されました。コメは今後、物価安定委員会によって定められた価格内で卸売り業者に売却され国内に流通することで、ハイチの食糧価格の安定化に貢献し、ハイチの人々の生活の改善につながることが期待されます。

また、日本政府は、コメの売上額を「見返り資金」として積み立てることをハイチ政府に義務づけており、この「見返り資金」はハイチ政府によって厳正に管理され、日本政府の合意の下で、様々な開発プロジェクトに使用されることになります。例えば、警察官の宿舎の建設や2010年のハイチ地震によって倒壊した学校の再建、インフラや衛生環境の整備等が見返り資金によってこれまで実現されました。

「農業振興と食料安全保障の強化」は、ハイチに対する日本の開発協力方針における重点分野の一つであり、今後とも日本はこの分野におけるハイチ政府との協力を続けていきます。こうした日本政府の取り組みは、持続的な開発目標(SDGs)の実現にも資するものです。