平成29年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力案件 ラオディス・デュ・カンペッシュ共同体小学校整備計画

平成30年2月21日
        
 
贈与契約署名日 2018年2月21日
被供与団体名 中央高原地域開発のための社会団体
供与限度額 103,546 米ドル
概要 本案件実施予定のラオディス・デュ・カンペッシュ共同体小学校は,中央県アンシュ市から北へ約34kmに位置するアグアリディオンド・リヴ・ゴーシュ地区に所在します。同校は地域の公立校の不足と,周辺の学校での高額な授業料により子供を通学させられない多くの保護者の存在から,2003年に被供与団体である中央高原地域開発のための社会団体が創設し,運営を行っています。しかしながら,同校は現在に至るまで自前の校舎を有しておらず,教会の一角を間借りして授業を行っている状況で,学年毎に教室が分かれていないため,授業中の教員,児童の声が授業への集中を妨げているほか,建物の収容可能人数が限られているため,現在の人数以上の新規児童を受け入れることができない状況にあります。
 
本案件では,基礎学習環境改善のため,ラオディス・デュ・カンペッシュ共同体小学校において,1階建て校舎(6教室,トイレ棟1棟(4個室,含手洗い場)及び貯水槽の建設を行うとともに,建設される教室に机・椅子(一体型),黒板及び事務机・椅子を設置します。


      2018年2月21日 
署名式が行われました。
中央高原地域開発のための社会団体のパトリック・ジョアシム調整役と八田大使との間で,贈与契約への署名が行われました。