平成27年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力案件

　デサリーヌ市ジャン・ジャック小学校は，アルティボニット県デサリーヌ市のヴィラー区フゲール地区に位置します。同地区では農業によって経済が成り立っていましたが，灌漑施設の不整備や水不足の影響で殆ど作物が育たないため，収入の激減した各家庭では児童の学費工面が難しく，近隣の他校より授業料が安価な同校の需要が高い一方，教室不足のため，全ての新規入学希望者を受け入れられない状況にあります。
 
　本案件では1年生から6年生までの児童約340名を受け入れるため，1階建て6クラス1棟の新校舎及びトイレ棟1棟の建設を行い，建設後の校舎において使用される机，椅子，黒板などの備品を購入します。