平成28年度無償資金協力「コレラ予防及び対策強化計画(国連児童基金(UNICEF)を通じて)」に関する書簡の交換
平成29年2月22日
2017年2月21日,ハイチの首都ポルトープランス市において,我が方八田善明在ハイチ大使館大使と,先方マーク・ヴィンセント国連児童基金(UNICEF)ハイチ事務所代表(Mr. Marc Vincent, Representative, United Nations Children's Fund in Haiti)との間で,2.95億円(約260万米ドル)を限度とする平成28年度無償資金協力「コレラ予防及び対策強化計画(国連児童基金(UNICEF)を通じて)」に関する書簡の交換が行われました。
ハイチでは,2010年10月のコレラ感染発生以来,2016年7月までに,累積で78万件以上のコレラ感染とそれによる9,342名の死亡が確認されています。国際社会の支援により感染は減少傾向にありますが,2016年5月の豪雨による衛生環境の悪化を背景に再び感染数が増加しており,支援の継続が求められています。
UNICEFを通じた今回の協力は,国内6県において,水源管理のシステム強化,衛生施設改修・再建,緊急対策ユニットを含むコレラ対策関係機関強化支援,衛生教育及び啓発活動を行うものです。この協力により,コレラの発生への緊急対応体制が確保されると共に,安全な水の利用を促進し,衛生習慣を改善することで,コレラ発生率が低減することが期待されます。

交換公文の署名(左:八田大使,右:マーク・ヴィンセント国連児童基金(UNICEF)ハイチ事務所代表
ハイチでは,2010年10月のコレラ感染発生以来,2016年7月までに,累積で78万件以上のコレラ感染とそれによる9,342名の死亡が確認されています。国際社会の支援により感染は減少傾向にありますが,2016年5月の豪雨による衛生環境の悪化を背景に再び感染数が増加しており,支援の継続が求められています。
UNICEFを通じた今回の協力は,国内6県において,水源管理のシステム強化,衛生施設改修・再建,緊急対策ユニットを含むコレラ対策関係機関強化支援,衛生教育及び啓発活動を行うものです。この協力により,コレラの発生への緊急対応体制が確保されると共に,安全な水の利用を促進し,衛生習慣を改善することで,コレラ発生率が低減することが期待されます。
交換公文の署名(左:八田大使,右:マーク・ヴィンセント国連児童基金(UNICEF)ハイチ事務所代表