平成28年度対ハイチ無償資金協力「食糧援助(KR)」 署名式の実施
平成28年12月1日
2016年12月1日,ハイチ外務・宗務省において,我が方八田善明在ハイチ大使と,先方ピエロ・デリエンヌ外務・宗務大臣(H. E. Mr. Pierrot DELIENNE, Minister of Foreign Affairs and Worship)との間で,供与額3億5,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換が行われました。
中南米・カリブ地域のLDCであるハイチでは,国民の約80%が農業に従事していますが,平地が少なく耕作面積が僅かであり,一人当たりの耕作規模は零細です。また,同国では,農業インフラが不十分のため農業生産性が極めて低く,輸入農作物に大きく依存しており,特に主要食糧のコメは消費量の80%が輸入によるものです。近年の国際的な穀物価格の高騰に加え,通貨グルド安により,ハイチ国内の食糧価格も上昇しているため,同国では慢性的な食糧不足の状態が続いています。更に本年10月に当国を直撃したハリケーン・マシューにより,農業インフラに甚大な被害が生じています。
このような状況に鑑み,同国政府から我が国に対しコメによる食糧援助の要請があったため,我が国は今回の支援において,栄養状態の改善はもとより,米の流通供給の安定,価格の安定にも資することを目的として,食糧援助を実施するものです。
中南米・カリブ地域のLDCであるハイチでは,国民の約80%が農業に従事していますが,平地が少なく耕作面積が僅かであり,一人当たりの耕作規模は零細です。また,同国では,農業インフラが不十分のため農業生産性が極めて低く,輸入農作物に大きく依存しており,特に主要食糧のコメは消費量の80%が輸入によるものです。近年の国際的な穀物価格の高騰に加え,通貨グルド安により,ハイチ国内の食糧価格も上昇しているため,同国では慢性的な食糧不足の状態が続いています。更に本年10月に当国を直撃したハリケーン・マシューにより,農業インフラに甚大な被害が生じています。
このような状況に鑑み,同国政府から我が国に対しコメによる食糧援助の要請があったため,我が国は今回の支援において,栄養状態の改善はもとより,米の流通供給の安定,価格の安定にも資することを目的として,食糧援助を実施するものです。