平成28年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力案件 トマゾー共同保健センター改善計画

平成30年2月27日
      
 
                                       贈与契約署名日
                 
2016年11月10日
被供与団体名 スルス・サーブル・サント集落及び周辺地区開発農業組合
供与限度額 80,836米ドル
概要 トマゾー共同保健センターは,地域の保健事情改善のためにスルス・サーブル・サント集落及び周辺地区開発農業組合が2010年6月に設立したもので,周辺地域唯一の保健センターとして約13,000人が利用しています。一方で,この施設には薬品倉庫が整備されていないために薬品の品質維持が困難なほか,待合室や施設面積全体が限られていることから多くの患者を一度に受け入れることができず,感染症の疑いのある患者についても十分な検査やワクチン投与を行えないままに他の医療センターへ移送するという状況もしばしば生じています。
 
本案件では,スルス・サーブル・サント集落及び周辺地区住民に対してよりよい医療サービスの環境を整備するため,待合所,診察室,検査室,医薬品保管庫,患者収容スペース及びトイレからなる1階建ての保健センターを建設します。
  

 
             2016年11月10日
署名式が行われました。
スルス・サーブル・サント集落及び周辺地区開発農業組合のロズマール・アレクシス代表と八田大使との間で,贈与契約への署名が行われました。

          
 



             2018年2月27日
引渡式が行われました。
八田大使,スルス・サーブル・サント集落及び周辺地区開発農業組合のロズマール・アレクシス代表,組合か委員及び地域住民の出席の下,新たに建設された保健センターの敷地内で引渡式が行われました。