平成26年度無償資金協力「クロワ・デ・ミッション橋梁及び新線橋梁 架け替え計画(詳細設計)」に関する書簡の交換

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 2月13日,ハイチ外務・宗務省において,我が方田村勝義在ハイチ大使館大使と,先方デュリー・ブリュテュス外務・宗務大臣(H. E. Mr. Duly BRUTUS, Minister of Foreign Affairs and Religious Affairs)との間で,8,700万円を限度とする一般プロジェクト無償資金協力「クロワ・デ・ミッション橋梁及び新線橋梁架け替え計画(詳細設計部分)」に関する書簡の交換が行われました。
 中南米・カリブ地域の最貧国であるハイチでは,2010年1月の大地震により,主要幹線道路を含むインフラが壊滅的な被害を受けました。ハイチ政府は,経済及び行政機能の首都圏への一極集中が未曾有の規模の被害を招いたとの反省に基づき,北部地域の工業開発と,首都圏から同地域へ向かう幹線道路の整備を積極的に進めています。今回の協力は,大地震及び度重なるハリケーンにより著しい損傷を受けた国道1号線上のクロワ・デ・ミッション橋梁及びバイパス道路である新線上の橋梁を架け替え,それぞれの取付け道路及び護岸の整備を行うものです。安全性・耐久性の高い橋梁への架け替えにより,災害発生時の交通と歩行者の安全が確保され,ハイチにおける物流の促進と円滑化が期待されるほか,50年確率の洪水に対応できる橋梁の整備と護岸工事により,同国の気候変動への適応能力向上に貢献します。
 我が国は,ハイチ大地震の発生を受けて,同国の大震災からの復興と基礎社会サービスの確立のための支援を行っていくこととしており,今回の協力はこうした我が国のハイチ支援の一環として実施されるものです。
 なお,この案件は,我が国が2013年11月に策定した攻めの地球温暖化外交戦略「Actions for Cool Earth (ACE)」の中で表明した,2013年から2015年までの3年間にわたる気候変動分野の途上国支援策の一環として実施するものです。我が国としては,全ての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け,ハイチと引き続き気候変動分野で連携していきます。
 安全性・耐久性の高い橋梁への架け替えにより,災害発生時の交通と歩行者の安全が確保され,ハイチにおける物流の促進と円滑化が期待されるほか,50年確率の洪水に対応できる橋梁の整備と護岸工事により,同国の気候変動への適応能力向上に貢献します。