各種生活情報

令和5年1月11日

入国査証

 入国査証については、90日以内の観光目的で、ハイチから出国するための予約済み航空券を所持する方には必要ありません。ただし、入国時の旅券残存期間が6か月以上あることが必要です。なお、無査証での入国後、滞在期間が90日を超過する場合には、ハイチの入国移民局へ申請する必要があります。
(当館においては、同申請における交渉及び翻訳の代行は致しかねますので、 以下連絡先へ各自お問い合わせいただき、余裕を持って御対応いただくことをお勧めいたします。)

入国移民局(Bureau De l'Immigration)
 住所:171、 Avenue John Brown、 Port-au-Prince、 HAITI
 電話:+509-3849-1599

ハイチへ渡航される方(経由国を経て入国、経由国へ出国される方)
  日本から空路でのハイチへの入国・出国ルートは、米国経由(西海岸=マイアミ、NY経由)が主流となります。米国では、経由のための通過であってもESTAへの登録か、有効な査証(VISA)が必要となります。
また、その他中南米諸国からの経由地もありますが、経由する各国は安全対策の関係から各種入国審査手続きを強化しているので、それぞれの国における最新の入国手続き(経由を含む)情報を確認の上、あらかじめ余裕を持って準備をしていただくことをお勧めします。

教育機関

 当地には日本語学校及び日本語補習授業校は存在しませんが、フランス語系、英語系のインターナショナルスクールがあり、 外国人子女は、 通常 いずれかの学校に通学しています。

 

医療情報

 世界で最も貧しい国の一つであるハイチの医療水準は劣悪と言わざるをえません。従来から医師や看護師の絶対数が不足しており、医療機器、衛生材料も慢性的に不足し医療先進国レベルの診断や治療はとても期待できず、われわれが利用できるような医療環境は非常に限られているといえます。現時点ではハイチで治療を完結することは難しいと考えた方が良い状況にあり、常に海外の医療先進地域への緊急移送を念頭に置きながら対応していく必要があると思われます。

○当地医療情報等 ○感染症・広域情報 ○厚生労働省からの注意喚起等

交通

  • 交通事情 
当地では、首都ポルトープランス及び周辺都市、地方主要都市のいずれにおいても電車及び地下鉄は存在しません。公共交通手段としては、タプタプと呼ばれる乗り合いタクシーやバイクタクシーが市内各所を網羅していますが、安全面に問題があり、利用しないことが賢明です。市内は慢性的な渋滞に見舞われており、インフラも未整備であるため、事故も多く、外出の際には注意が必要です。

 当地の道路は、路肩に大きな溝があったり、舗装が不完全である場合が多く、運転には十分な注意が必要です。また、信号機はほとんど設置されておらず、設置されている交差点でも不完全に点灯していたり、交通ルールを無視するドライバーも多く、細心の注意が必要です。なお、基本的には運転手を雇用し、自分自身で運転することのないようお勧めします。

通信事情

 当地の郵便事情は劣悪で、不配や大幅な遅延が発生する可能性が高く、信頼できません。郵送する際は、信頼のおける会社や国際宅急便等をお勧めします。電話(携帯)やインターネット等は一定程度普及しておりますが、インフラはぜい弱なため、通信不通に陥ることが多々あります。